自担じゃないうちわを持った日の話

ネタバレもなくそのうち消すかもしれないんですけど、今書きたいことだけポエミーに書いておこうかなと思ったので書きます。

和歌山の二日目、NEVERLANDに入れるのが決まってた私は嬉しくて嬉しくて指折りその日を待っていたんだけど、段々ツイッターが不穏な空気になっていた。まぁ、色々あった。

私個人の考えとしてはその色々が全て知らんがなって感じだったし、クソかよ～～と思っていたし、あんなに嬉しそうに楽しそうにコンサートをしてくれるアイドル手越祐也さんが好きだったしそれ以上でも以下でもなかった。

いつも通り自担である増田さんのうちわを持っていくつもりだったんだけど、和歌山の前日、騒動後初めて公の場というかコンサートに出てくる手越さんのことを考えた。手越さんのファンの友達のこととかも考えた。どんな気持ちでコンサートに出てくるんだろう。どんな気持ちで手越さんを見るんだろう。

私はめちゃくちゃ自担ロックオン型で、公演中もなんだかんだで増田さんしか見ていない。近くの他メンより遠くの自担とはよく言ったもので、私はまさにそれに該当する人間だ。だからってメンバーが嫌いなわけじゃ全然ない。四人が四人とも100％大好きなんだけど、ほんの数％他三人を上回ってるのが増田さんだったっていうだけで。

私は手越さんが大好きだ。私は手越さんがコンサート中にファンの子に見せる嬉しそうで楽しそうで幸せそうな笑顔がとにかく好きだ。

だから、コンサートが一番好き！と豪語している手越さんが一つでも多く会場に自分の名前があって、あったことにホッとしてくれたら嬉しい。手越祐也というアイドルをどうしたって肯定したい。間違いなく、私の大好きなNEWSには手越さんが必要だったし必要不可欠だった。増田さんだけじゃ駄目で、加藤さんだけでも小山さんだけでも駄目で四人で笑っていてほしい。

そんな気持ちで初めて手越さんのうちわを作った。増田さんの名前のうちわの裏側、何を書こうか悩んでいて「大好き」「ありがとう」「存在に感謝」とかそんなことしか言えないな……と思っていた空白部分を「祐也」の二文字で埋めた。

Whiteで「ごめん今日は俺のファンもそうじゃない子もみんなで『祐也』って呼んで」って自分の呼び名を指定した手越さんを思い出しながら下の名前をピンクの用紙で切り抜いて作った。

その後、一緒に和歌山公演に入る加藤担の友人が家に来て、「手越さんのうちわ作った」って報告をした。彼女しれっと「私も絶対それやろうと思ってた」って言ってすぐさま持ってきてたまっさらなうちわに同じように「祐也」の名前を作っていた。なんていうか、こういう時に考えることが同じオタクだから多分こんなに仲良いんだろうな……と二つ並んだ祐也うちわを見て改めて思った。

多分、私たちは札幌初日に入ってたら「慶ちゃん」のうちわを作ってたんだろう。加藤担と増田担のうちわの片面が「祐也」になったのは単なるタイミングの問題だ。

和歌山初日のレポを読んでやっぱり手越さんが好きだなぁって思ったし、もうこの名前うちわは必要ないかなとも思ったけどせっかく作ったし翌日も持っていくことにした。

近くの人から見たら何担なんだこいつって思われるかなとちょっとドキドキしてたけど、基本的にお互いの自担を追いかけてた私たちは手越さんがこっちを見てるかなって時だけ遠慮がちに名前を向けてた。

コンサート当日、にこにこして嬉しそうに楽しそうにきらきらとした笑顔で客席にファンサをする手越さんをたくさん見た。ファンの子にめいっぱい愛を振りまいていたいつもの私が大好きな手越さんだった。

近くにきた時はおこがましくも手を振ってもらったような気もする。気もするけど、私の周りには私の杞憂なんて吹き飛ばすほどたくさんの手越さんに対する愛が溢れてたのでそれで十分だった。私でも私じゃなくても何でもいい。良かった。この人が真っ白な光の中にいる眩しいアイドルでいてくれて、本当に良かった。嬉しいなぁ好きだなぁって百万回思った。

きっともう、ドームでは私が「祐也」のうちわを向ける必要なんてないだろうと思う。だから私はまた増田さんのうちわを持つんだろうな。そんな当たり前のことが私は結構嬉しい。

NEVERLAND和歌山、とっても楽しかったです。

NEWS四人が四人とも大好きだな～～～～～あ～～～～幸せ！！！！！！！！